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まきたばん / Makita Van (@vmakita) · 07/2023 · Tröts: 84 · Folger: 8
Sa 20.07.2024 10:43
2024-07-18 大学で部局別のトップ10%論文を確認するため、Web of Science に掲載された論文データの著者所属名称で分類しているらしいので、確認したところ、部局名がなく勤務施設のみ書かれている場合もきちんと割り振られていることがわかった。形式上別部局になっているユニット所属の教員もほぼ分類されていた。部局名中の単語の欠落、単純なスペル間違いもあり（ Field が Filed になっていた）、それらは手作業で分類していただいているらしい。そうした中で分類間違いが5％ぐらいだったというのは驚異的に小さな数字であり、担当部署のご苦労が偲ばれる。
論文に部局名が書かれているものは、その著者が定年退職後であっても、あるいは名義上在籍していたり、在籍していないが受け入れている場合であっても、すべて部局の業績として扱われていた。逆に、学部名あるいはや大学名しか書いていない場合は、個人名をみれば所属が明らかであっても部局には分類されないらしい。責任著者が共著者の所属確認を確認せずに出版されていたケースもあった。所属表記の不備によって自分の論文が評価対象外とされているとは、だれも思ってないであろう。
そもそも論文にはその研究しているときの所属を書くのが通例らしいので、現所属と異なることもあるだろうし、共著者をどこまで列記するかという「文化」も研究分野や学部によっても異なる。なにより、現在の混沌とした組織形態において、また、組織としての基礎体力がなくなり、競争的資金を個人で獲得することが奨励されている時代に、大学別、部局別にデータを整理することが求められているとは。
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