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ひさ :vivaldi_red: (@hisadq10munou) · 07/2023 · Tröts: 774 · Folger: 75
Sa 06.07.2024 09:25
死すべき人間の魂を別の器につなぎ止めた町の話というのはこれで3度目です。正確にはネクロデアもあるのですがちょっとここはまた別なので今回は触れません。2度目はもちろん古フォーリオンで、女神の果実で人間の身体を捨てて天使になったことです。1度目は偽セレドです。
ルティアナは人間を長き旅に耐えられるようにするために人間を天使の身体に変えた。これを「善意」としましょう。偽セレドはマデサゴーラの心のおもむくままに偽りの身体を与えられた。これを「悪意」とします。エドアルドは話しぶりを聞くに善意だけでも悪意だけでもなく、その両方を持ち合わせた人物と思われます。この両義性のために、善意ならば良くて悪意ならば良くないというような、施す側の論理で事の是非を判断できないようになっています。それゆえ今回は施す側の問題ではなく受け手の側の主体性の問題の話になるのではないでしょうか。少なくとも、ムニエカには町を出ていった人間が一人いるようです。人形を作った女性のことではないです
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